岩手で暮らす58歳ズボラ庭師があと20年生き抜くために体の不調と闘いながらも日々を送る物語

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剪定で木からまさかのゴキブリ!巣はどこにあるのか?生態まで解説

剪定で木からまさかのゴキブリ!巣はどこにあるのか?生態まで解説

はじめに

剪定をしていると木の上や木の根元に黒い生物がいることがあります。クワガタ?ハサミムシ?くらいにしか思っていなかったところ、チョロチョロと動くその生物をよ~く見てみると、なんとゴキブリ。

ゴキブリって家の中にだけいるものだと思っていましたがそうではないようです。

実際に私が剪定の仕事をしている中でも、椿の茂みの奥や、放置されて枝が込み合った垣根の中からゴキブリがサッと飛び出してきたことが何度もあります。最初は「うわっ」と声が出るくらい驚きますが、庭木とゴキブリには深い関係があるのです。

今回はそんな体験をもとに、ゴキブリの巣の場所から生態、対策までじっくりお話しします。

ゴキブリの巣はどこにある?

ゴキブリの巣ってどこにあるのだろうと思ったことはありませんか?

剪定をしていて思ったのですが、ゴキブリは意外と外に住んでいることが多いということがわかります。そのゴキブリが家に入ってきて、部屋の隅を黒い物体がうろちょろと動くので余計に目立つわけです。

「それじゃぁゴキブリの巣は外にあるの?」と思われるかと思いますが、実は、ゴキブリの巣というのは蜘蛛の巣のように糸を張ったりアリのように穴を掘って形として見える物ではないようです。

ゴキブリが家で増える原因というのは、外から侵入してきて、家の中で卵を産みゴキブリが増えていきます。そしてゴキブリの巣らしきものは、複数のゴキブリが集まっているだけのその場所がゴキブリの巣で、そこがゴキブリの活動拠点となり動き回るようです。

どんなところを好んでゴキブリは巣をつくる?

ゴキブリが巣を作りやすい場所というのがあって、そこは暖かく、しかも暗く湿っていて、餌が豊富なところが繁殖しやすい場所です。植え込みなどは水と土がある為、ゴキブリの巣には最適の場所だったようです。

ゴキブリの侵入経路は、下水や排水口、窓や扉、物への付着など様々ですが、人のどこかに付いて侵入する経路もあるようです。侵入してきたゴキブリは段ボール箱などに卵を産みつけてそこが住処となることもあります。

段ボールの中にゴキブリがいるかも

ゴキブリが住んでいる所は調理台の引き出し、流しの下、電気冷蔵庫の裏など台所。台所だけでなくゴキブリが住んでいる所は台所かと思いきや、想像もしないところに住んでいるようで、たとえば暖房器具の中や電話機の中、コンセントなど考えもつかない場所にまさに忍者のように人知れず生息している事もあるそうです。

そうやって何億年も生きてきたんでしょうね。

水のあるところと空気が澱んだ暗い場所は好きなようです。庭の中で言えば、植木鉢の下や、剪定した枝葉をまとめて置いてある場所、使わなくなった木箱やプランターの裏側なども、ゴキブリにとっては絶好の隠れ家です。

私のお客様のお庭でも、長年動かしていない大きな鉢の下を持ち上げたら、複数のゴキブリが一斉に散らばっていったことがありました。庭仕事をする方は、こうした「動かさない物の下」に注意してみてください。

他にも、雨どいの下でいつも土が湿っている場所や、物置とブロック塀のわずかな隙間、使っていないウッドデッキの床下なども要注意です。共通しているのは「人が滅多に手を入れない」「湿気がこもりやすい」「暗い」という3つの条件がそろっている点です。

逆に言えば、この3つのどれかひとつでも崩してあげる、たとえば時々物を動かして風を通す、雨どいのつまりを取って水はけをよくする、といった小さな工夫だけでも、ゴキブリにとって居心地の悪い庭に変えていくことができます。

マンションや鉄筋コンクリートの家にはゴキブリはいないの?

古い木造の家などにゴキブリは巣を作って活動しそうなイメージがありますが、新築の家にでもゴキブリは巣をつくるようです。ではマンションや鉄筋コンクリート住宅のような隙間のないような家にはゴキブリはいないのでしょうか?

マンションにゴキブリがいるかも

決してそんなことはないようです。

マンション共用部であるボイラー、給排水設備、ガス配管設備などは、暖かく、しかも暗く湿っている箇所が非常に多く発生し、ゴキブリが一番大好きな場所でもあります。

排水口設備や階段やエレベーター内部を伝って高層マンションにも関わらずゴキブリは上まで登ってくるほど活動的です。

ボイラー、給排水設備、ガス配管設備などのマンション共用部のゴキブリ駆除は、いくらゴキブリがキライでも個人的にはできず、管理人や管理会社に任せるしかない部分です。

ゴキブリとはそもそもどんな生き物?生態と特徴を知っておこう

ゴキブリを見ると反射的に「気持ち悪い」と感じてしまいますが、敵を知れば対策も立てやすくなります。ここでゴキブリの正体を整理してみましょう。

世界には4000種類以上のゴキブリがいると言われていますが、そのほとんどは森林や草むらで静かに暮らしている、人の生活とは関わりのない野生の種類です。家に入り込んで害虫として扱われるのは、その中のごく一部にすぎません。

ゴキブリは何類の生き物?

ゴキブリは昆虫の仲間で、ゴキブリ目(網翅目とも呼ばれます)に分類される生き物です。バッタやカマキリに近い仲間だと言われても、姿からは想像しにくいかもしれません。

実は3億年以上前の地層からもゴキブリの仲間の化石が見つかっており、恐竜が現れるよりもずっと前から地球上で暮らしてきた、非常に古い歴史を持つ昆虫です。

ゴキブリの寿命はどれくらい?

家の中でよく見かけるクロゴキブリやチャバネゴキブリの場合、成虫になってからの寿命はおよそ半年から1年程度と言われています。ただし、卵から成虫になるまでの期間を含めると、1年から2年ほど生き続けることもあります。1匹を駆除しても安心できないのは、卵や幼虫がすでに近くに潜んでいる可能性があるためです。種類によって寿命には差があり、屋外で暮らす野生のゴキブリの中には、数年単位で生きるものも報告されています。

ゴキブリの成長速度と幼虫の姿

ゴキブリの幼虫は、成虫を小さくしたような姿をしています。カブトムシのように幼虫と成虫でまったく違う姿にはならず、脱皮を繰り返しながら少しずつ体を大きくしていきます。種類にもよりますが、卵から成虫になるまで数ヶ月から1年ほどかかるものが多く、暖かい季節ほど成長速度が早まる傾向があります。

生まれたばかりの幼虫は白っぽい体をしていますが、脱皮を重ねるうちに次第に黒っぽく色づいていきます。まだ羽が生えそろっていない小さな幼虫を見つけた場合は、近くに卵鞘や他の兄弟がいる可能性が高いため、周辺を注意して確認してみてください。

ゴキブリは夜行性で驚くほど生命力が強い

ゴキブリは夜行性の生き物で、昼間は物陰にじっと隠れていて、暗くなると活発に動き出します。人の気配を感じ取るセンサーのような毛(尾葉と呼ばれる器官)を持っていて、わずかな空気の動きにも反応して素早く逃げます。

また、ゴキブリの生命力の強さはよく知られていて、水さえあれば1ヶ月近く絶食に耐えられるとも言われます。頭を落としても数日間動き続けるという話を聞いたことがある方もいるかもしれません。

呼吸の仕組みが人間とは違い、体の各所にある気門から直接酸素を取り込むため、頭がなくてもすぐには死なないのです。この驚異的な生命力こそが、ゴキブリを完全にいなくすることの難しさにつながっています。

さらに、平べったい体は自分の体の厚みの数分の一しかない隙間にも入り込めるほど柔軟です。1円玉ほどの厚みしかない隙間からでも出入りできると言われており、「ここなら大丈夫」と思っている隙間でも油断はできません。庭で使う道具箱やプランターの継ぎ目など、わずかな隙間があるものは、パテやコーキング材で埋めてしまうのもひとつの手です。

ゴキブリは実は飛ぶことがある

「ゴキブリは飛ばない」と思っている方も多いのですが、実際には種類によって飛ぶことがあります。特にチャバネゴキブリやワモンゴキブリの成虫は羽を持ち、気温が高い時期には短い距離を飛んで移動することがあります。庭で作業中に急に飛び立たれるとびっくりしてしまいますが、慌てて振り払おうとするとかえって近づいてくることもあるので、落ち着いて距離を取るのが一番です。

ゴキブリの卵とフンを見分けるポイント

ゴキブリの卵は一度に何匹生まれる?

ゴキブリはひとつの卵鞘(らんしょう)と呼ばれるカプセルのような入れ物の中に、まとめて卵を産みます。クロゴキブリの場合、卵鞘ひとつの中に20匹前後の赤ちゃんが入っていることが多く、1匹のメスが生涯に何度も卵鞘を産むため、結果的に数十匹から百匹以上に増えることもあります。庭の落ち葉だまりや、剪定枝を積んだままにしている場所は、この卵鞘が産みつけられやすい場所のひとつです。

卵鞘は茶色から黒っぽい色をした、小豆のような硬い殻に包まれていて、一見すると虫の卵には見えないことも多いです。段ボールの隅や家具の裏、庭の資材の隙間などにそっと産みつけられ、数週間から数ヶ月かけて孵化します。見つけたら素手で触らず、ティッシュなどで包んで処分するか、殺虫剤を直接かけて対処するのが安全です。

ゴキブリのフンの特徴

ゴキブリのフンは、種類によって大きさは違いますが、黒っぽい小さな粒状で、コーヒーの粉やゴマ粒のように見えることが多いです。壁際や物の隙間に規則的に並んでいることが多く、フンを見つけた場所の近くに巣がある可能性が高いサインになります。庭仕事をしていて、鉢の裏や資材置き場にこうした黒い粒が溜まっていたら、ゴキブリが出入りしている証拠だと考えてよいでしょう。

庭仕事や剪定中に出会いやすい「ゴキブリに似た虫」

剪定中に黒い虫を見つけると、すべてゴキブリに見えてしまうこともありますが、実は似ている虫がいくつかあります。

例えばハサミムシは、お尻に大きなハサミのような突起があるのが特徴で、動きもゴキブリほど素早くありません。またゴミムシの仲間も光沢のある黒い体を持ち、遠目にはゴキブリと勘違いされやすい虫です。庭の石の下や落ち葉の下によくいるコオロギの幼虫も、色や大きさが似ていて驚かされることがあります。

見分けるポイントは、動きの速さと逃げ方です。ゴキブリは平べったい体を活かして、驚くほどのスピードで物陰にすべり込むように隠れます。この独特な逃げ方を覚えておくと、他の虫との区別がつきやすくなります。

もうひとつの見分け方として、触角の長さにも注目してみてください。ゴキブリの触角は体の半分以上、時には体長と同じくらいの長さがあり、常に細かく動かしながら周囲の様子を探っています。

一方でゴミムシやハサミムシの触角は比較的短く、動きもそこまで忙しなくありません。庭作業中に一瞬しか見えなくても、「長い触角をせわしなく動かしながら猛スピードで隠れた」場合は、ゴキブリである可能性が高いと考えてよいでしょう。

ゴキブリの侵入経路とどこから入ってくるのか

ゴキブリがどこから侵入してくるのか気になる方も多いと思います。主な侵入経路は次のようなところです。

玄関や窓の隙間、エアコンの配管を通す穴、換気扇、排水口や排水管のつなぎ目などが代表的です。庭に面した掃き出し窓や勝手口も、荷物の出し入れのタイミングで侵入されやすい場所です。

さらに見落とされがちなのが「物にくっついて入ってくる」経路です。段ボール、買ってきた植木鉢、宅配便の荷物などにゴキブリや卵鞘がくっついていて、そのまま家の中に持ち込んでしまうケースも少なくありません。庭の資材や剪定道具を物置から家の中に運ぶときも、念のため軽く確認する習慣をつけると安心です。

私自身、剪定の仕事で使った腐葉土の袋や、園芸店で購入したばかりの苗のポットの底に、ゴキブリの卵鞘がついていたことがあります。特に夏場に外で保管していた土や肥料の袋は、開ける前に一度地面でトントンと軽く叩いてから使うようにしています。こうしたひと手間だけで、知らないうちに家の中へ持ち込んでしまうリスクをかなり減らすことができます。

ゴキブリの弱点と嫌いな匂い

ゴキブリにも苦手なものはあります。乾燥した環境、強い光、そして特定の匂いです。ゴキブリは湿気を好む生き物なので、風通しをよくして湿気をためないようにするだけでも、居心地の悪い環境をつくることができます。

ハッカ油を使った対策

ゴキブリが嫌う匂いとしてよく知られているのが、ハッカ油やクローブ、ハーブ系の香りです。水で薄めたハッカ油をスプレーボトルに入れて、玄関まわりや窓のサッシ、庭の資材置き場の周辺に吹きかけておくと、忌避効果が期待できます。ただし匂いは時間が経つと薄れてしまうため、こまめに吹きかけ直す必要がある点は覚えておいてください。あくまで「寄せつけにくくする」対策であり、すでに家の中にいるゴキブリを退治する効果はそれほど強くありません。

ハッカ油以外にも、ローリエ(月桂樹の葉)やクローブ、ミント系のハーブの匂いも苦手とされています。庭でハーブを育てている方は、ミントやローズマリーを玄関先や勝手口の近くに植えておくと、香りによる忌避効果と庭の彩りを両方楽しめて一石二鳥です。

反対に、ゴキブリは甘い匂いや油の匂いには強く引き寄せられますので、屋外にお菓子やお惣菜のゴミを出しっぱなしにしないことも、忌避剤と同じくらい大切な対策になります。

ゴキブリの天敵にはどんな生き物がいる?

自然界にはゴキブリを食べる天敵がたくさんいます。庭でよく見かけるものだと、クモやカマキリ、ヤモリ、鳥類などがゴキブリを捕食します。私の庭でも、軒下に巣を作ったツバメの雛が、親鳥が運んでくる虫を勢いよく食べている様子を見ることがありますが、こうした鳥や虫たちが庭のゴキブリの数を自然に抑えてくれている面もあります。庭にクモの巣を見つけても、むやみに全部払ってしまわず、ある程度は自然の力を借りるという考え方も庭づくりでは大切です。

また、ムカデやアシダカグモといった、見た目は苦手だという方も多い生き物も、実はゴキブリを好んで捕食する天敵です。特にアシダカグモは足が長く動きも素早いため驚かれることが多いのですが、家の中のゴキブリを積極的に捕まえてくれる、いわば「無償の駆除役」でもあります。庭や軒下でこうした生き物を見かけても、むやみに駆除してしまうのではなく、ゴキブリを減らしてくれている味方だと考えると、少し見方が変わるかもしれません。

冬や山にもゴキブリはいるのか

「冬になればゴキブリはいなくなるのでは」と思う方も多いのですが、実は冬でも完全にいなくなるわけではありません。気温が下がると活動は鈍くなり、物陰でじっとして冬を越します。暖房の効いた室内や、給排水管の周りなど暖かい場所には、冬でもゴキブリが潜んでいることがあります。

また、ゴキブリは家の中だけの生き物ではなく、山林や野外にも生息している種類がいます。特に暖かい地域の山では、朽ちた木の中や落ち葉の下で暮らす野生のゴキブリも珍しくありません。剪定の仕事で山際のお庭や、雑木林に近い場所の作業をしていると、家庭で見かけるものとは少し違う野生のゴキブリに出会うこともあります。

ゴキブリは菌を運ぶ害虫でもある

ゴキブリが嫌われる理由は見た目だけではありません。ゴキブリは下水や生ゴミなど不衛生な場所を歩き回るため、体の表面や足に多くの雑菌を付着させています。食べ物の上を歩かれると、その菌が食品に付いてしまう可能性があり、衛生面でのリスクがある害虫として扱われています。庭で使う調理小屋やバーベキュースペースがある場合は、食べ物を出しっぱなしにしないなど、菌を運ばれないための基本的な注意も大切です。

食器や調理器具を屋外の物置に保管している場合も、使う前に一度洗い直す、密閉容器に入れて保管するといった一手間をかけると安心です。特に夏場の庭でバーベキューや家庭菜園の収穫作業をする際は、こうした衛生面への配慮も忘れないようにしましょう。

ゴキブリの鳴き声について

日本国内でよく見かけるクロゴキブリやチャバネゴキブリは、基本的に鳴き声を発しません。動くときの「カサカサ」という音や、羽をこすり合わせるような音を鳴き声のように感じることはありますが、これは鳴いているわけではなく、体や羽が触れ合う物理的な音です。海外には鳴き声を出す種類のゴキブリも存在しますが、日本の住宅や庭で見かけるものは、音よりも「見た目」と「動きの速さ」で驚かされることがほとんどです。

剪定作業中にゴキブリに出会わないための対処法

庭師としての経験から言うと、ゴキブリに出会いやすい剪定作業にはいくつかの共通点があります。

長年放置されて枝葉が密集した生垣や、地面近くまで枝が垂れ下がっている木、剪定枝や落ち葉が積み重なったままの場所は、ゴキブリにとって居心地のよい環境です。作業前にこうした場所を軽く枝で払ってから手を入れるようにすると、いきなり顔の近くに飛び出してくる心配を減らせます。

また、剪定バサミや軍手を長期間、屋外の道具箱にしまいっぱなしにしていると、その中に卵鞘を産みつけられることもあります。定期的に道具箱の中を確認し、湿気がこもらないようにしておくことも、庭でのゴキブリ対策のひとつです。

剪定した枝はできるだけその日のうちに片付け、長期間積み上げたままにしないことも、庭にゴキブリを住みつかせない基本の習慣になります。

ゴキブリの駆除・退治・殺し方 最強の対策とは

ゴキブリと一緒に暮らしたいという人は聞いたことはないですが、屋内にゴキブリがいるのであれば駆除していくのがよいでしょう。

定番は見つけたらスリッパでぶっつぶす!

私はつぶれるのが気持ち悪いので殺虫剤を使います。

しかしそれは姿をあらわした時の対策で、ゴキブリは夜行性のためにめったに人間の前には表れないものですので、違う駆除方法を考えた方がよさそうです。

ゴキブリ対策には毒エサタイプ、乳剤タイプ、燻製剤タイプなど様々な種類があります。

その中でも毒エサタイプが効きそうでよさそうではないですか?

・毒エサタイプは、1回の設置で全てのゴキブリを死滅させる可能性が高いといわれます。

・乳剤タイプは、駆除面では毒エサタイプと効果は変わりないようですが設置が難しいようです。

・燻製剤タイプは、煙でいぶしますが1回でその場にいるゴキブリに有効ですが、煙が届かないところには効果が薄いようです。

・ホウ酸ダンゴという方法もあります。
これは日本で古くから用いられるゴキブリ対策で、ホウ酸を混ぜ団子状に丸めておきゴキブリに食べてもらい駆除する方法です。これは非常に効果が高く、ゴキブリの消化器系に働いて脱水症状を引き起こさせる原理のようで、死滅するまでには半日~3日程度の時間が必要なようです。

殺虫剤を使った駆除方法

スプレータイプの殺虫剤は、目の前に現れたゴキブリを即座に退治したいときに有効です。ただし夜行性で物陰に隠れる習性を考えると、スプレーだけに頼るのではなく、置き型の毒エサタイプと組み合わせて使うほうが、実際にはより「最強」に近い対策になります。姿を見せた1匹の後ろには、まだ見ぬ卵や仲間が潜んでいることが多いからです。

市販グッズ以外の対処法

薬剤に頼らない方法としては、隙間をふさぐ、換気をよくして湿気を減らす、生ゴミはこまめに処理して匂いを外に漏らさない、といった環境改善が基本になります。庭に面した掃き出し窓のサッシや、エアコンの配管まわりの隙間テープを見直すだけでも、侵入経路をひとつ減らすことができます。

庭の管理でできる対策としては、剪定枝や落ち葉をその日のうちに片付けること、雨どいの詰まりをこまめに掃除して水はけをよくしておくこと、そして物置や倉庫の中を年に一度は整理して、動かさない荷物をなくしておくことが挙げられます。どれも特別な道具や薬剤を使わずにできる対策ですが、こうした日常のひと手間の積み重ねが、実は一番効果の高い「最強の対策」につながっていきます。

自分で駆除が難しい時はゴキブリ駆除業者へ

いずれゴキブリを駆除するためには、薬剤を使わなくてはいけませんので、小さい子供やペットがいるところでの使用は気をつけなければいけません。

何度対策をしても数が減らない、マンションの共用部が原因になっている、という場合は、無理に自分だけで解決しようとせず、ゴキブリ駆除業者に相談するのもひとつの方法です。専門の業者であれば、巣の場所の特定から薬剤の使い方まで、安全性を考えながら対応してくれます。特にお子さんや高齢のご家族、ペットがいるご家庭では、素人判断で強い薬剤を使うより、プロに任せたほうが安心できる場合も多いです。

よくある質問

Q1.庭木を剪定しているとゴキブリが出てくることはよくあるのですか?

はい、珍しいことではありません。特に枝葉が密集した生垣や、長期間手入れをしていない木の根元では、暗く湿った環境が好まれるため、ゴキブリが潜んでいることがあります。

Q2.ゴキブリの巣を庭で見つけたらどうすればいいですか?

複数のゴキブリが集まっている場所を見つけたら、まずその周辺の落ち葉や剪定枝を片付け、風通しをよくすることから始めましょう。数が多い場合は毒エサタイプの薬剤を近くに設置するのも効果的です。

Q3.ゴキブリは本当に飛ぶのですか?

種類によっては飛びます。特に気温が高い季節には、チャバネゴキブリなどが短い距離を飛んで移動することがあります。

Q4.ゴキブリの卵はどこを探せば見つかりますか?

段ボールの隙間、鉢の裏、資材置き場の物陰など、暗く動かされにくい場所によく産みつけられます。黒っぽい小さな粒状のフンを見つけたら、近くに卵鞘がある可能性も考えられます。

Q5.ハッカ油だけでゴキブリ対策は十分ですか?

忌避効果はありますが、匂いは時間とともに薄れるため、それだけに頼るのではなく、湿気対策や隙間対策と合わせて行うのがおすすめです。

Q6.冬でもゴキブリ対策は必要ですか?

気温が下がると活動は鈍くなりますが、暖かい室内や配管まわりでは冬でも生き延びていることがあります。油断せず、年間を通して環境を整えておくと安心です。

Q7.自分で駆除しきれない場合はどうすればいいですか?

何度対策をしても数が減らない場合は、無理をせずゴキブリ駆除業者に相談することをおすすめします。特にマンションの共用部が原因の場合は、個人での対応に限界があります。

Q8.ゴキブリは鳴き声を出しますか?

日本でよく見かけるクロゴキブリやチャバネゴキブリは、基本的に鳴き声を出しません。「カサカサ」という音は、体や羽が触れ合うことで生じる物理的な音です。

Q9.庭に落ち葉をためておくとゴキブリが増えますか?

落ち葉がたまった場所は湿気がこもりやすく、暗くて暖かい環境になるため、ゴキブリにとって居心地のよい場所になりがちです。こまめに掃いて片付けることで、住み着かれるリスクを減らせます。

Q10.子供やペットがいる家でも安心して使える対策はありますか?

薬剤を使う場合は、置き型のタイプを子供やペットの手の届かない場所に設置する、誤って口にできない密閉タイプを選ぶといった工夫が必要です。心配な場合は、湿気対策や隙間ふさぎといった薬剤を使わない方法から始めるのも安心です。

まとめ

庭の剪定をしていると、思わぬところでゴキブリと遭遇することがあります。ゴキブリは家の中だけの生き物ではなく、暖かく湿った、餌の豊富な場所であれば庭のどこにでも住み着く可能性がある生き物です。

生態や弱点を知っておくことで、必要以上に怖がらずに、落ち着いて対処できるようになります。剪定枝や落ち葉をこまめに片付ける、風通しをよくする、道具箱の中を定期的に確認するといった日々のちょっとした習慣が、庭にゴキブリを寄せつけない一番の近道です。

もしご自宅の庭で気になる場所がありましたら、無理をせず、専門の業者や剪定のプロに相談してみるのもひとつの方法です。庭を気持ちよく使うためにも、少しずつできることから始めてみてください。

私自身、長年庭仕事をしてきた中で感じるのは、ゴキブリは「悪者」というよりも、暗くて湿った、片付いていない場所があれば、どこにでも住み着いてしまう、ごく自然な行動をしている生き物だということです。庭を定期的に手入れし、風通しよく整えておくこと自体が、そのまま一番の予防策になります。剪定を通して庭全体の環境を見直すきっかけにしていただければ、庭師としてもうれしく思います。

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