岩手で暮らす58歳ズボラ庭師があと20年生き抜くために体の不調と闘いながらも日々を送る物語

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冬に咲く桜はどんな種類があるの?桜はどこで買える?剪定はいつするの?

冬に咲く桜はどんな種類があるの?桜はどこで買える?剪定はいつするの?

はじめに

「桜が咲くのは春だけ」多くの方が、そう思っているのではないでしょうか。

ところが、実は寒い冬に、けなげに花を咲かせる桜があるのです。

私は岩手で庭師をしている者です。真冬の凍えるような寒さの中、ぽつり、ぽつりと咲く桜を見つけたときの、あの何とも言えない温かい気持ち。あれは、春の満開の桜とはまた違う、特別な感動があります。

しかし、いざ「冬に咲く桜を育ててみたい」と思っても、疑問がたくさん出てくるはずです。冬桜って、何種類あるの?寒桜と冬桜は、どう違うの?一年に2回咲く桜があるって本当?どうして寒いのに咲くの?そして、剪定はいつ、どうやってすればいいの?

この記事では、そうした冬に咲く桜にまつわる疑問を、一つ残らず解決していきます。桜の種類や特徴から、育て方、剪定のやり方、病害虫対策、道具選び、そして買える場所まで。この1ページを読めば、冬に咲く桜のことがすべてわかるように、庭師の経験をもとに、ていねいに解説します。

「もう歳だから、新しいことを始めるのは……」なんて思わないでください。冬桜は、木が小型で育てやすいものも多く、50代、60代から始めるのにぴったりの庭木です。それでは、一緒に冬桜の世界をのぞいてみましょう。

冬に咲く桜の特徴

まず結論からお伝えします。「冬に咲く桜」とひとことで言っても、実はいくつもの種類があり、それぞれに個性豊かな特徴があります。 そして、多くの人が混同しがちな「冬桜」と「寒桜」は、実はまったく別の桜なのです。ここを理解することが、冬桜マスターへの第一歩です。

なぜ種類を知ることが大切かというと、種類によって花の色も、形も、咲く時期も、育てやすさも違うからです。自分の庭や好みに合った桜を選ぶために、まずは代表的な種類を、具体例をあげながら詳しく見ていきましょう。

冬桜(フユザクラ)― 一重の可憐な白い花

まず、その名もずばり「冬桜(フユザクラ)」です。

これは、大島桜(オオシマザクラ)と豆桜(マメザクラ)が交わってできた桜だと考えられています。葉が小さいことから、「小葉桜(コバザクラ)」という別名も持っています。

花の特徴は、花びらが5枚の「一重咲き」で、色は白、または淡いピンク色。とても可憐で、控えめな美しさを持っています。10月から1月ごろと、3月から4月ごろの、年に2回咲きます。特に見頃なのは、11月から12月です。

群馬県藤岡市の桜山公園が名所として有名で、11月ごろには紅葉と冬桜が同時に楽しめる、見事な景色が広がります。花言葉は「冷静」。冬の澄んだ空気の中で凛と咲く姿に、ぴったりの言葉ですね。

十月桜(ジュウガツザクラ)― 八重の華やかな花

次に、冬に咲く桜の中で最も有名と言ってもいい「十月桜(ジュウガツザクラ)」です。

これは、小彼岸桜(コヒガンザクラ)をもとに、江戸時代に作られた園芸品種です。旧暦の10月ごろに咲くことから、この名前がつきました。

先ほどの冬桜との一番の違いは、花の形です。十月桜は、花びらが幾重にも重なった「八重咲き」のものが多く、冬桜の一重よりも華やかな印象です。色は淡いピンク色。10月ごろから咲き始め、全体のつぼみの3分の1ほどが秋から冬に咲き、残りの3分の2は春に咲く、という面白い咲き方をします。つまり、これも一年に2回楽しめる桜です。秋冬の花は、春よりも小さめですが、そのぽつりぽつりと咲く姿が、なんとも健気で心を和ませてくれます。木が小型なので、家庭の庭にも植えやすいのが魅力です。

「冬桜と十月桜、並んでいたら見分けられる?」とよく聞かれますが、正直に言うと、両方並んでいると見分けは難しいです。ざっくり言えば、花びらが細めで八重のものがあれば十月桜、花びらが太めで5枚なら冬桜、と覚えておくとよいでしょう。

四季桜(シキザクラ)― 秋と春の二季咲き

「四季桜(シキザクラ)」は、江戸彼岸(エドヒガン)と豆桜が交わってできた桜です。

春と晩秋の年2回咲くので、「二季桜」と呼ばれることもあります。淡いピンク色の一重の花を咲かせ、10月末ごろと4月上旬ごろに開花します。愛知県豊田市の小原地区は「四季桜の里」として有名で、11月にはモミジの紅葉との美しい対比が見られます。春よりも秋のほうが花数が多く、華やかになることもある、珍しい桜です。

子福桜(コブクザクラ)― 一つの花にたくさんの実

「子福桜(コブクザクラ)」は、一つの花から複数の実をつけることが名前の由来という、縁起の良い桜です。

10月中旬から12月下旬と、4月上旬に咲く二季咲きで、白色の八重咲きの花を咲かせます。花が散るときに、中心が赤く変化するのが特徴です。子宝や子孫繁栄を連想させる名前から、縁起物として好まれます。

寒緋桜(カンヒザクラ)と河津桜(カワヅザクラ)― 晩冬から早春の主役

「寒緋桜(カンヒザクラ)」は、台湾や中国南部、沖縄などに自生する原種の桜です。濃い紅紫色の、鮮やかな花が下向きに咲くのが特徴で、沖縄では1月から2月に見頃を迎えます。花言葉は「あでやかな美人」。その名の通り、とても華やかな桜です。

「河津桜(カワヅザクラ)」は、大島桜と寒緋桜が自然に交わってできたとされる早咲きの桜です。静岡県の河津町で発見されたことから、この名前がつきました。1月末から2月に、濃いめのピンク色の一重の花を咲かせ、ゆっくり咲き進むので長く楽しめます。近年、早春のお花見スポットとして大人気ですね。

これが答え!「寒桜」と「冬桜」の決定的な違い

さて、ここで多くの方が混乱するポイントをはっきりさせましょう。「寒桜(カンザクラ)」と「冬桜(フユザクラ)」の違いです。

名前がよく似ているので混同されがちですが、この2つは、まったく別の桜です。 違いは、大きく2つあります。

一つ目は、「親が違う」ことです。寒桜は、緋寒桜と山桜(または大島桜)が交わってできた桜です。一方、冬桜は、大島桜と豆桜が交わってできた桜です。生まれが違うのです。

二つ目は、これが最も大事な違いですが、「咲く回数が違う」ことです。寒桜は、年に一度しか咲きません。 2月ごろに、淡い紅色の一重の花を咲かせる、早咲きの桜です。それに対して、冬桜は、冬と春の年に2回咲きます。

つまり、「一年に2回咲くのが冬桜、一度だけ咲く早咲きが寒桜」と覚えておけば、もう混乱しません。ちなみに、寒桜の中でも花が大きいものは「大寒桜(オオカンザクラ)」と呼ばれます。

ややこしいことに、これら秋から冬に咲く桜をまとめて、広い意味で「冬桜」と総称することもあります。ですから、「冬桜」という言葉には、「フユザクラという品種名」と「冬に咲く桜全体の呼び名」の2つの意味がある、と知っておくと、混乱が減りますよ。

冬に咲く桜の不思議な生態

ここでは、多くの人が疑問に思う「なぜ桜が寒い冬に咲くのか」「一年に2回も咲けるのはなぜか」という、冬桜の不思議な生態について解説します。

結論から言うと、冬に咲く桜は、もともと桜が持っていた性質や、人が長い年月をかけて選び育ててきた結果として、この時期に咲くようになったのです。理由を知ると、冬桜がもっと愛おしくなります。

なぜ桜は冬に咲くのか

そもそも桜は、ヒマラヤのあたりが起源だと考えられています。ヒマラヤの温暖な地域で生まれた桜は、もともと秋に咲く性質を持っていた、とも言われています。

その桜が、寒い冬のある地域へと広がっていく中で、「冬の間は休んで、暖かい春に咲く」という性質を身につけていきました。これが、私たちがよく知るソメイヨシノなど、春に咲く桜です。

一方で、秋咲きや冬咲きの性質を残した桜や、人がその性質を選んで育てた園芸品種が、冬に咲く桜として今も残っているのです。つまり、冬に咲くのは、決して異常なことではなく、桜がもともと持っていた性質の一つ、というわけですね。

一年に2回咲く桜の秘密

冬桜や十月桜、四季桜が「一年に2回咲く」のは、二季咲き(にきざき)という性質を持っているからです。

これがどういうことか、わかりやすく説明します。ふつうの桜は、春に咲くための花芽(花のもと)を夏に作り、それを冬の間じっと守って、春に一気に咲かせます。

ところが二季咲きの桜は、この花芽の一部が、秋のうちに「もう咲いてもいいや」と早合点して、秋から冬に咲いてしまうのです。そして、残りの花芽が本来の春に咲く。だから、秋冬と春の年2回、花が見られるというわけです。

十月桜の場合、つぼみの約3分の1が秋冬に、残りの約3分の2が春に咲きます。一つの木で二度楽しめるのですから、なんともお得な桜ですね。

冬に咲く桜の剪定時期について

ここからは、実際に育てるうえで欠かせない「剪定」の話に入ります。まず、剪定の時期についてです。

結論を先にお伝えします。冬に咲く桜の剪定は、花が終わった直後に行うのが基本です。 ただし、桜は剪定に少しデリケートな木なので、時期選びがとても大切になります。

剪定に適した時期

なぜ「花が終わった直後」なのか。理由は2つあります。

一つは、次の年の花芽を切り落とさないためです。桜は花が終わると、次の花芽を作り始めます。花芽ができた後に切ると、翌年の花が減ってしまいます。

もう一つは、桜の性質です。桜は、葉が茂っている夏や、これから咲こうとしている時期に大きく切ると、木が弱りやすいのです。

二季咲きの冬桜の場合、春の花が終わった後の、4月下旬から5月ごろが、剪定の一つの目安になります。ただし、大きく枝を切り詰めるような剪定(強剪定)は、木が休んでいる落葉後の冬(12月~1月ごろ)に行うこともあります。この場合は花芽を犠牲にすることになるので、樹形を整えることを優先したいときの方法です。

「桜切る馬鹿」の本当の意味

「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という古いことわざを聞いたことがあるでしょうか。

これは、「桜はむやみに切ってはいけない」という意味です。桜は、切り口から菌が入って腐りやすく、太い枝を雑に切ると、そこから木全体が傷んでしまうことがあるのです。

だからといって、まったく切らなくてよいわけではありません。正しくは、「桜は、切り方に注意が必要な木」ということです。細い枝を、適切な時期に、正しい方法で切る分には問題ありません。この後、その正しい方法を詳しくお伝えします。

冬に咲く桜剪定方法

では、具体的な剪定の方法を見ていきましょう。

結論として、冬桜の剪定は「不要な枝を、つけ根から間引く」ことが基本です。むやみに枝先を刈り込むのではなく、いらない枝を選んで、根元からていねいに取り除くのがコツです。

切るべき枝の見分け方

まず、どの枝を切ればいいのか。次のような枝は、切ってよい「不要な枝」です。

枯れてしまった枝。内側に向かって伸びている枝。他の枝と交わっている枝。真上にまっすぐ勢いよく伸びる枝(徒長枝といいます)。株元や幹の途中から出てくる細い枝(ひこばえ、胴吹き枝)。これらは、木の形を乱したり、風通しを悪くしたりするので、取り除きます。

逆に、外側に向かって自然に伸びている元気な枝は、残します。こうして不要な枝を減らすことで、風通しと日当たりがよくなり、木が健康になり、花つきもよくなります。

正しい切り方の手順

枝を切るときは、枝のつけ根、少しふくらんだ部分(ブランチカラーといいます)を残して切ります。ここを残すことで、木が自分で傷口をふさぐ力を発揮できるのです。逆に、ここを深く切りすぎたり、逆に長く残しすぎたりすると、傷がふさがりにくくなります。

太い枝を切った場合は、切り口から菌が入るのを防ぐため、癒合剤(ゆごうざい。切り口を保護する薬)を塗っておくと安心です。これは、切り口にばんそうこうを貼ってあげるようなものだと思ってください。桜は特に腐りやすいので、この一手間が木を守ります。

失敗した時のリカバリー

「うっかり切りすぎてしまった」「切ってはいけない時期に切ってしまった」そんな失敗をしても、あわてないでください。

結論として、多くの失敗は、その後の適切な手当てと見守りで、リカバリー(回復)できます。

切りすぎてしまった場合

もし枝を切りすぎてしまっても、すぐに木が枯れるわけではありません。桜は、切られた後に、新しい芽を吹く力を持っています。

大切なのは、その後に無理をさせないことです。切りすぎた年は、肥料を控えめにし、水やりをしっかりして、木の体力の回復を待ちます。あせって、さらに手を加えるのは逆効果です。「しばらくそっと見守る」のが、一番のリカバリーだと覚えておいてください。

太い枝を切って腐りが心配な場合

太い枝を切った切り口から腐りが入らないか心配なときは、先ほどお話しした癒合剤を塗ります。もし塗り忘れて時間が経ってしまっても、切り口が乾いていれば、後からでも塗っておくとよいでしょう。

切り口から樹液がにじんだり、変色したりしていても、すぐに慌てる必要はありません。木の様子をよく観察し、明らかに枝が枯れ込んできたら、その枯れた部分を健康な位置まで切り戻します。日ごろから木を見てあげることが、早期発見につながります。

病害虫対策

桜を元気に育てるには、病害虫への対策も欠かせません。

結論として、桜の病害虫は、風通しをよくすることと、早期発見・早期対処で、被害を最小限に抑えられます。

気をつけたい害虫

桜につきやすい害虫の代表が、「アメリカシロヒトリ」という毛虫です。葉を食べ荒らし、大量に発生すると木が丸坊主になることもあります。見つけたら、その枝ごと切り取って処分するか、専用の薬剤で駆除します。早い段階で見つければ、被害は小さくてすみます。

もう一つ怖いのが、「コスカシバ」や「テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)」です。これらは幹の内部に入り込んで、木を内側から食い荒らします。幹に木くずのようなものが出ていたら要注意です。

気をつけたい病気

病気では、「てんぐ巣病」に注意が必要です。これは、枝の一部がほうきのように細かく密生し、その枝には花が咲かなくなる病気です。見つけたら、その病気の枝を、健康な部分まで切り取って処分します。

また、葉に斑点ができる「せん孔褐斑病」などもあります。いずれの病気も、風通しの悪い、じめじめした環境で発生しやすくなります。ですから、日ごろの剪定で枝を混みすぎないようにし、落ち葉をこまめに片付けることが、一番の予防になるのです。

おすすめの道具

よい剪定には、よい道具が欠かせません。切れ味の悪い道具を使うと、切り口がつぶれて、木を傷めてしまうからです。

結論として、冬桜の剪定には、切れ味のよい剪定バサミと、太い枝用のノコギリをそろえておけば十分です。

剪定バサミは「おの義」がおすすめ

細い枝を切るための剪定バサミは、私は「おの義」のものを長年愛用しており、これ一択でおすすめしています。

なぜ道具にこだわるのか。それは、よく切れるハサミは、切り口がスパッときれいになるからです。切り口がきれいだと、木の傷の治りが早く、菌も入りにくくなります。腐りやすい桜にとって、これはとても大切なことです。切れ味の悪い安物のハサミで、枝をつぶすように切ると、そこから病気が入りやすくなってしまいます。少し良い道具を一つ持っておくと、長く使えて、結局はお得です。

太い枝にはノコギリを

剪定バサミで切れないような太い枝には、剪定用のノコギリを使います。ノコギリは、片手で扱える、刃が少し湾曲したタイプが、桜の枝には使いやすいです。太い枝を無理にハサミで切ろうとすると、ハサミも傷みますし、切り口も汚くなります。太さに応じて、道具を使い分けることが大切です。

そして、高い枝を切るときは、無理に脚立の上で背伸びをしないこと。私は四本脚の脚立より、安定する三脚を使うことをおすすめしています。安全第一で作業してくださいね。

ゴミの処分とマナー

剪定をすると、必ず切った枝や葉が出ます。この後始末も、庭木を育てる大切な一部です。

結論として、剪定で出たゴミは、お住まいの地域のルールに従って、正しく処分しましょう。

剪定枝の処分方法

切った枝や葉は、多くの自治体で「燃えるゴミ」や「草木ゴミ」として出せます。ただし、地域によって、長さを決められた寸法以下に切る、束ねる、指定の袋に入れる、といったルールがあります。必ず、お住まいの市町村のルールを確認してください。

量が多い場合は、清掃センターに直接持ち込んだり、有料の回収サービスを利用したりする方法もあります。庭に余裕があれば、細かく砕いて土に還したり、堆肥にしたりするのも、環境にやさしい方法です。

ご近所への配慮というマナー

もう一つ大切なのが、ご近所へのマナーです。

剪定作業で、枝や葉がお隣の敷地に飛んでいってしまうことがあります。作業の後は、自分の敷地はもちろん、周りに散らかった枝葉もきれいに片付けましょう。また、桜が大きくなって、枝がお隣にはみ出してしまうと、トラブルのもとになります。日ごろから剪定で木の大きさを管理しておくことが、ご近所と気持ちよく付き合う秘訣です。

よくある質問Q&A

最後に、冬に咲く桜について、よく寄せられる質問にお答えします。

Q1. 冬に咲く桜は、全部で何種類くらいありますか?

代表的なものだけでも、冬桜(フユザクラ)、十月桜(ジュウガツザクラ)、四季桜(シキザクラ)、子福桜(コブクザクラ)、寒緋桜(カンヒザクラ)、寒桜(カンザクラ)、河津桜(カワヅザクラ)など、十数種類あります。二季咲きの園芸品種だけでも十数品種が存在すると言われています。

Q2. 一年に2回咲く桜は、どれですか?

冬桜、十月桜、四季桜、子福桜などが、秋冬と春の年2回咲く「二季咲き」の桜です。一方、寒桜や河津桜は、早春に一度だけ咲く早咲きの桜です。

Q3. 初心者でも育てられますか?

はい、育てられます。特に十月桜や冬桜は、木が比較的小型で、家庭の庭でも育てやすい品種です。日当たりと水はけのよい場所に植え、正しい時期に剪定してあげれば、初心者の方でも花を楽しめます。

Q4. 秋冬の花は、春の花より少ないのですか?

はい、二季咲きの桜の場合、秋冬に咲く花は、春よりも数が少なく、花も小さめのことが多いです。十月桜なら、つぼみの約3分の1が秋冬に咲きます。春の満開のような華やかさはありませんが、澄んだ冬空の下でぽつりぽつりと咲く姿には、春とは違う静かな趣があります。

Q5. 鉢植えでも育てられますか?

はい、木が小型の十月桜などは、鉢植えでも楽しめます。鉢植えなら、置き場所を移動できるので、寒冷地でも管理しやすいという利点があります。ただし、鉢は土が乾きやすいので、水やりはこまめに行ってください。

冬に咲く桜を育ててみませんか

ここまで、冬に咲く桜について、種類から育て方まで、たっぷりお話ししてきました。

寂しくなりがちな冬の庭に、桜が咲く。それは、想像するだけで心が温まる光景です。しかも、二季咲きの桜なら、秋冬と春の年2回も花を楽しめます。木が小型で育てやすい品種も多いので、これから庭仕事を始めたい方や、手軽に花木を楽しみたい50代、60代の方にこそ、おすすめしたい庭木です。

正しい種類を選び、正しい時期に剪定し、少し道具にこだわれば、決して難しくありません。あなたの庭にも、冬に咲く一本の桜を迎えてみませんか。

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